A Day in my Life...
2020年6月13日土曜日
Novel in 2020 No.9 ガソリン生活/伊坂幸太郎
2020.6.4
ガソリン生活/伊坂幸太郎
車が語り手というユニークなお話。車が人間の会話の合いの手を入れたり(人間に車の合いの手は聞こえてないのだが)、副音声のように2つの目線から物語を楽しめる。
何かをする時、しっかり設計図を描き、最終形態を想定して段取りする人と、ゴールだけはモヤっと決めて、後はなるようになるとその場で考えながら進めていく人がいる。伊坂さんは前者と思う。氏の後半のどんでん返しは、読者をいい意味で欺いてくれてとても痛快だ。カーズが見たくなってくる。
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