A Day in my Life...
2023年8月29日火曜日
あるヤクザの生涯 安藤昇伝/石原慎太郎
2023.8.29
仁義シリーズやまむし兄弟に出演していた安藤昇氏。役者になるまでの半生はとても壮絶であった。命をかけるからこそ生み出せるものがあるという。かけずともそれで生活が左右されるという立場は燃えるものなのだろう。いつまで二の足踏んでるんだろうか。
2023年8月6日日曜日
Book in 2023 No.14 (63) チュベローズで待ってるAGE32/加藤シゲアキ
2023.8.7
AGE22編からの続き。おもしろい。現実の日常はつまらない合法の中で進んでいくから、小説こそのアナーキーな世界にはそそられる。あぁ刺戟よ、もっと取り巻いてくれ。
2023年7月8日土曜日
Book in 2023 No.13 (62) 柔らかな頬/桐野夏生
2023.7.8
人は意もせず、心にもないことをしてしまう。謝って済ませられることならいいが、それが自分や皆の人生を崩壊させ、絶望しか残さないこともある。悔やんでも悔やみきれない瞬間や、やり場のない怒りや悲しみ、どう折り合いをつけてその後の人生を進めていくか。
「何事も後悔なく生きていきたい」と言う人がある。綱渡りのような人生でそれを全うできるのは、あらためて奇跡に近いことだと考える。
2023年6月30日金曜日
Book in 2023 No.12 (61) チュベローズで待ってる/加藤シゲアキ
2023.6.30
NEWSのメンバー、加藤シゲアキくんの作品を初めて読んだ。縁のない世界の話だが、生々しく伝わってきて、楽しく読み進められた。驚いたことに直近に読んだ小説には、3作連続で在日のキャラクターが登場した。過去の抗争事件などのイメージから在日=暴力・貧困社会という設定が話の中に一定の刺戟と緊張を生むのだろうが、当事者はどう思うのだろうか。
2023年6月25日日曜日
Book in 2023 No.11 (60) 光の人/今井彰
2023.6.25
戦後の生活を思うと今の生活が怠惰と思えてくる。戦後から近代にかけて、まだまだ知るべき人はたくさんいる。そんなきっかけを与えていただいた。
2023年6月15日木曜日
Book in 2023 No.10 (59) 黄色い家/川上未映子
2023.6.15
(吹田市の宿にて)
文豪の文章は、多彩な比喩を用いて人の心理をこと細かく洞察する。毎節繰り広げられるその表現力に唸ってしまうのだが、それはいつしか物語としてではなく「文章芸術」として目に飛び込んでいることに気づく。一節ごとに山を登るような力を使うので、やがて全体を通しての物語の明晰さは遠のいていくような感覚になる。
一方、川上氏の文章は多彩な比喩を用いているにもかかわらず非常に明晰で、山というよりは緩やかなトレイルを越えていくような文体で終始心地がよい。
2023年3月31日金曜日
Book in 2023 No.9 (58) 文章読本/三島由紀夫
2023.3.31
小説を読む姿勢を革新させる1冊だった。発行されて60年以上の時が経ち言葉が持つ力も随分変わっただろうが、まだまだその力を信じてみたい。
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