2019.6.23
宝島/真藤順丈
熱くなった。感動で、そして怒りでも。戦後の沖縄でこのようなことが起きていたとは知らなかった。己の無知を恥じる。
小説ってこういうものなんだ。音楽もアートも一緒。それを見ても聞いても世の中が変わることはないが、これを見て聞いて動く人が現れたら世界がかわっていく。人のケツを蹴って動かす。これが芸術なんだ。ある面のアメリカは大好きなのだが、政治に関わる部分は本当に嫌いだ。世界で1番、世界の平和を乱してる国だ。太平洋戦争、朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、イラク戦争、そして今度はイランか。どこにでも首を突っ込み、ヒロイズムに酔いしれる。イランに望むことは核を持たないことだと。再三言われてるが、なぜ、本当にどの口が言ってんだ。自分たちは世界で唯一核で人々を虐殺し、一生消えることの無い傷を心、体、目に刻み込んだ。戦争を終わらす為だという大義名分を元に行った腐った行為。終わらすためだけなら、なぜ広島にウラン爆弾、長崎にプルトニウム爆弾を落とした。ただの実験に使いやがって、大切な命を。今でもアメリカのヒロイズムに陶酔したベテランはあれは仕方ない行為だったという。
こんな乱文並べても、今でも基地は沖縄にある。安倍晋三は戦後74年経っても伝統に倣い、アメリカの飼い犬として忠実だ。沖縄では普天間の答えが出てるのに。確かに基地ありきの生活を送る人もいる。でもこれ以上広げなくてもいいだろう。。もう沖縄の人をこれ以上悲しませないでほしい。
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