ダメ人間/鈴井貴之
藤村さんのエッセイを読み、ミスターもあるかなと思い古本屋へ行ったらあった。ただ、エッセイというよりは自伝のようなもので、しかも思っていたミスターの姿とはかなり違っていた。
本誌では鈴井さんが高校生だった頃から今に至るまでの経歴を辿り、その時々に起きた出来事が述べられている。鈴井さんは自己嫌悪に陥りやすく、とにかくため息を吐くとのことだ。ミスターは根拠のない自信を持ち、なんとかなるだろうと思って生きてきたが、全く思い通りにならない人生を歩んできたとのことだ。この生き方はなんとなくわかる。自分にも少し共通しているところがある。
僕は20代までこのように生きていきたいっていうことをあまり描いたことがなかった。バイクに乗って楽しんで、目の前にあることだけをこなしていた。でも何か府に落ちない。いつもモヤモヤが取り巻いている。今まで得たものを生かし、少しずつ取り組もう。
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