2021年10月4日月曜日

モンベルアウトドアチャレンジ 山歩き講習会<はじめての地図読み+実践編>大文字山 2021.10.2

 

初めてモンベルアウトドアチャレンジに参加した。講習内容は「はじめての地図読み」である。昨今はYAMAP等の高性能なアプリが登場しているけど、携帯落としたり、万が一のこともあるかもしれないので、いざと言うときの為にも学んでおきたかった。
 
当日午前9:30慈照寺入り口に集合し、近くの公園に移動して座談会からスタートした。講習のインストラクターはモンベル京都店や竜王店のから来た方たちで、とても優しい方ばかり。インストラクターの方から自己紹介が始まり、参加者全員が挨拶を交わした。自分も含めて登山経験が浅い人たちが多いようだ。大文字山への登山道が記載された国土地理院が発行している地図やテキストプリントが各自に配られ、講習がスタート。目から鱗で自分の行き先をコンパスで見定めるのは何とも愉快なことであった。その後、実践を兼ねて登山道を歩いた。これは繰り返し続けないとやり方を忘れてしまう。現にもう忘れつつあるのでは無いか。講習後、インストラクターから解散を告げられ帰宅の途につくつもりが、少し話すようになった所謂「関西の面白おばちゃん」と銭湯に行くことに。船岡温泉は来年で創業100年を迎えるヴィンテージライクな温泉だ。入口には和製マジョリカタイルが張られ、暖簾の先には昭和な世界が広がっていた。最近は行動することは億劫になることが多いが、何でもやってみる方がいい。様々な人と出会うことが自分の可能性を広げる糧になる。




2021年10月1日金曜日

2021.9.25~26 上高地〜涸沢カール

2021年9月25日午前3時半、念願の涸沢カールへ向けて出発した。紅葉シーズンということもあり、あかんだな駐車場も満員じゃないかと危惧していたが、かなり空いていた。上高地バスターミナルへ向かう。バスを下車し梓川沿いを歩き始め、穂高連峰が目に飛び込んできた。去年は雲隠れしていたので、全貌を納めたのは初めてだ。素晴らしい。河童橋から今回の山歩きがスタートする。

河童橋

徳沢

水が湧き出ているのか底から気泡が昇ってくる

徳沢から横尾へ

河童橋から2時間半、横尾へ到着 ここで昼飯タイム

横尾を出発。ここから徐々に登山道が始まる

本谷橋


岩の道が続くが、道はとてもきれいに整備してある

まあまあきついと聞いていたが、結構きつい

やっとヒュッテの文字が、、

涸沢カール到着

雲を被っているけど美しい

ここをキャンプ地とする

ナイスビュー

定番だけど写真撮ってみた

一人旅のお供は文庫本。嗚呼早くベトナム行きたいな 午後8時に就寝

明け方に雨が降った。テント撤収時には一旦止んだが、行動を始めたら本格的に降り始めた。こうなると楽しむ景色も無く、目的は下山後の温泉に入ってから牛乳を飲むことに切り替わる。

写真もろくに撮らず、一気に下り、明神池近くの橋へ。サルさん、ナイス位置。

帰り際、河童橋からの穂高連峰を望む。昨日の絶景はいずこへ。去年も今年も、帰りは雨だった。でも楽しかった。帰りは平湯の森へ。温泉に浸かり、雨でかじかんでいた指先や緊張した気持ちの張り全てが溶けた。登山の良さは、いつもの何倍も温泉が気持ちいいところもある。

今回の最大の反省点はシングルストーブを忘れたことに限る。無いのがわかった時に笑えた。トーチライターでの水を温める作戦も失敗だったし。ヒュッテの売店が潤っていて、飯を食えたから難を逃れたが、食後と朝のコーヒーが飲めなかったのは辛かった。

■改善点

・荷物の軽量化
→ザックを現在の50ℓから40ℓくらいにして、テントは1,000gを切るものを探す。
寝袋もコンパクトに。水がどこで確保できるかをちゃんと把握する。

・防水対策
→防水と謳っていたEXPEDのスタッフバッグに水が染みていた。ファーストエイドのバッグも染みていた。ジップロックに入っていたもの濡れていない。雨が降ってからザックカバーを付けるのが遅かったのも原因だが、もう少し強固な防水スタッフバッグが欲しい。それか防水のザックにするか。

・上りの筋力
→本谷橋から涸沢カールまでの道のりで足が一気に重くなった。フルマラソンの時のような致命的な痛みはないものの、筋力の無さを感じた。普段のウォーキングもいいけど、ジョグくらいで足に負荷をかけた方が良さそう。

昨年は徳沢、今年は涸沢まで。次は穂高連峰となるが、基本からきっちり勉強しよう。まずは西穂高登頂に必要な技術から学んでいく。