T型フォード殺人事件/広瀬正
ここ最近の土日はツーリングや歌フェスなどが重なり、本を読む時間を造れなかった。久しぶりの小説でタイムトラベル。いい時間だ。以前読んだこの著者の作品、マイナス・ゼロのような直接的なタイムトラベルは無いが過去と現在の場面を行き来するところ、手法は似ている。残念ながら、僕自身は昭和を愛してると思ってはいるが、じゃあその時代について語ってくれと言われると、その時代を生きた人にはどうしても敵わない。僕が持つのは本や雑誌から得た知識のみ。実際に昭和を生き抜いた人はその景色、車、オートバイ、音楽、風俗や人々の息遣いなど、立体感と臨場感を持って語れる。どうしようもないことなのだが、やはりジェラシーだ。明治、大正、昭和生まれの人は言うまでもなく、日々現世へさよならを告げている。もっと色々な人と話をして、あらゆる分野の知識を吸収したいし、もっと新しい世界を見せてほしい。
巻末の解説に記してあったが、著者は単なる小説家ではなかったようだ。ジャズ演奏者であり、クラシック・カーのモデル製作者と多くの顔を持っていた。この著者の描く緻密で複雑な文章や多角的なストーリー展開などは、彼のひとつに絞らない生き方や思考が影響してると思って間違いないと思う。
興味があるならまずやってみる。そこまでの行動は早く。考えるのはその後だ。この頃は次から次へ新しい情報が降りかかるから、少しでも淀んでるとすぐに追いつかれ、追い抜かれ、すぐ背中が見えなくなる。捨てるもの、残すもの、パパッと判断していこう。
巻末の解説に記してあったが、著者は単なる小説家ではなかったようだ。ジャズ演奏者であり、クラシック・カーのモデル製作者と多くの顔を持っていた。この著者の描く緻密で複雑な文章や多角的なストーリー展開などは、彼のひとつに絞らない生き方や思考が影響してると思って間違いないと思う。
興味があるならまずやってみる。そこまでの行動は早く。考えるのはその後だ。この頃は次から次へ新しい情報が降りかかるから、少しでも淀んでるとすぐに追いつかれ、追い抜かれ、すぐ背中が見えなくなる。捨てるもの、残すもの、パパッと判断していこう。
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