2021.1.27 さよなら、ムッシュ/片岡翔
一人の青年と喋るぬいぐるみの話。北野武さんの本を読んだ後だけあって、一段とピュアなストーリーに思えた。武さんの本はピュアに犯罪まがいだった。
主人公の星太朗青年は難病にかかり、余命半年と宣告される。死ぬまでにやってみたいことを彼の唯一の友達である、ぬいぐるみのムッシュと叶えていく。人は失うとわかると、その対象であるひと、こと、ものの大切さがわかる。経験したこと無いけど、命となれば尚更だろう。ある日突然死んだら仕方がないというか、どうしようもない。なら死までのリミットがわかっているなんてのはどうだろう。始めは落ち込むが、覚悟を決められる時が来るのだろうか。入滅し、晴れやかな気持ちで明るい階段を登って行けるのだろうか。
今こうしてタイピングしてる間も気分がよくない。不整脈なのか、動悸なのか、脳までの道が渋滞してる感じで、血の巡りが悪い。早く寝よう。ブルーライトカットoff。
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