今日はアマリロへ向かう。40マイル程走って、ウェザーフォードという小さな町を走ってる時、突然リアの方からカタカタという音がしだして、コントロールがしずらくなった。近くにあったガソスタに急遽止めて、見たらスポークが折れまくってた。数えると20本近く。もう限界だったみたい。あの荷物を積んでくれてたからな。。あ〜どうしようと思ってたその時、車に乗った60過ぎくらいのお父さんとお母さんと息子らしき人がいいバイクだな!と話しかけてきた。ありがとうといいながら、今の自分の状況を話したら、お父さんが突然どこかに電話し出した。カブのスポークのサイズをメジャーではかりこのサイズだけどどうだ?と話してる。今日は日曜日だから難しいかもしれないなと話ししながら電話を切り、30分くらいしたら戻ってくるからといい車で出てった。10分くらいしたらハーレーに乗ったおじさんが来て、話しかけてきた。さっきのお父さんの知り合いらしく駆け付けてくれたらしい。スポーク誰か持ってるんですか?と聞くと、わからないなと言ってたけど何か電話をしてる。水面下でどのように、話が進んでるのかわからないまま待ってるとさっきのお父さんが帰ってきた。ここで奇跡を見てしまった。。なんとカブのリアホイールまるまる持っている....えええ本当に…??タイヤは無くて、少しサビてたけど、ドラムの形もまるまる一緒だった...ちょっと本当に驚きすぎて言葉が出なかった...会ってから30分くらいしか経ってないのに..。近くのジャンクパーツを持ってる人の所にあったみたい。知り合いのガレージに行こうというので、彼についていくとルウというおじいちゃんのガレージに着いた。早速みんなでリアをバラして古い方のスポークを今のリアホイールへ移植する作業が始まった。
持ってきてくれたホイール…すごい…
Lou&Jim
彼らが古いスポークを外してくれて俺がスポークを組んだ。振れの調整が出来ないから、みんなに聞いたら俺も初めてだ。と言うのでみんなであーだこーだいいながら作業した。多少の振れはあるけどなんとかまとまったので装着した。この間にも、お母さんがハンバーガー買ってきてくれたり、水とかジュースくれたり、色々してくれた。見知らぬ自分にここまでしてくれて、本当に心から嬉しかった。こんなに優しい人がいるのか。。気持ちを上手く英語で伝えれないから、悔しかった。それを伝えると、それもthat's OKと言ってわかってくれた。ジムはナイフが好きらしく日本刀のことを知っていて、日本に行ったらほしいと言っていた。今度日本に来る機会があるなら、是非とも色々案内してあげたい。この恩を是非ともお返ししたいと伝えて、連絡先も交換した。荷物も積んで、別れ際にバイクが壊れるならオクラホマでだなと笑っていたジム。感謝しきれない、本当に本当にありがとう。
今日は、今回の旅で1番のピンチだったかもしれないけど、素晴らしい体験が出来た。1人旅だと、どうしても時たま孤独感が襲ってくる。今日はそんな気持ちを払拭するような、心がすごく暖まる1日だった。今日のみんなの優しさを忘れないように、明日からまた進んで行こう。
They helped me out. Thank you for everything. I'll never forget your kindness. If you have a oppotunity to come to Japan, I would show you around Japan.
Thank you again.
Today's run for 73 miles.
本日の走行距離 117キロ
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